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これまでの取り組み


2011年3月11日に発生した東日本大震災から約5年。「まちづくりNPO新町なみえ」主催のもと、浪江町民の皆様の生活やコミュニティの再建に向けた取り組みが動き出し、これまで様々な活動が生まれています。


2015年度の取り組み




■新ぐるりんこ運行

 


 

新ぐるりんことは…浪江町から二本松市に避難されている高齢者や体に障害が有る方の移動をサポートするために生まれた移動支援の仕組みです。仮設住宅・借上げ住宅の区別なく浪江町の避難者限定の移動交通手段でも有ります。二本松市の避難者の高齢化率が高いことから新町なみえが支援として始めました。現在は町民による自律的な運行が継続されており、会員は80名を超え、その需要が益々高まっています。

昨今、お年寄りの運転する車両の事故も増えています。統括する警察署によると高齢者の事故の軽減にもつながるとお話しも頂きました。 

 

 

■第十〜十七回(一社)浪江町復興まちづくり協議会

 

2015年度の浪江プロジェクトではこれまで継続してきた様々な活動を一括して管理するプラットフォームとして活躍した浪江町復興まちづくり協議会が一般社団法人化し、町外コミュニティの実現に向けて本格的な体制を築き、取り組んでいます。

そのために、避難生活の中で育まれた密接なコミュニティや避難先との連携などを考慮しながら、暮らし方のイメージを模型等を用いて議論を重ねています。

(※浪江町復興まちづくり協議会についてはこちら




2014年度の取り組み


■第二回ふくしま復興まちづくりシンポジウム


日時:2014310


 



各仮設住宅の現状と復興に向けた各所の動きをまとめ、浪江町民のみなさんと共有いたしました。また、今後予想される福島県内に避難されている被災者の方々の、町外コミュニティを目的とした再建手法の検討した案を提案し、意見交換を行いました。


 


■ぐるりんこモニターツアー


日時201484日〜6


 



11月に実装実験を行う「新ぐるりんこ」の試験運行として、杉内多目的運動場仮設住宅の住民の方をモニターに、二本松市内にある観光や憩いの場を回っていただき、意見をいただきました。避難先の良さを知り、浪江町の良さを再認識し、浪江町と二本松が一体となるまちづくりの可能性を感じていただきました。


 



■福島県二本松市安達仮設住宅デザインゲーム


日時:201486


 



浪江町の町外コミュニティが安達仮設の南地区に建設が計画されたことを契機に、ここを避難者の生活再建の仮想敷地とし、この土地での将来の暮らしを模型を使って擬似的に考えるワークショップを行いました。 


 


■復興まちづくりシンポジウム


日時:1029


 


安達デザインゲームの報告も含め、佐藤研究室とまちづくり協議会で検討してきた町外コミュニティの考えについて、福島県に現在も分散避難されている各仮設・借上自治会長を含んだ浪江町民、福祉関係者の方々にお集まりいただき、シンポジウムを開催しました。後半には様々な立場の方々が意見交換し合うワークショップも行い、互いの立場を認識し合いながら協働で復興を行なっていくことを模索していきました。


 


■タブレット講習会


日時:2012年末〜201411


 


分散避難されている浪江町民の方々の、崩壊した既存コミュニティの再建を目的とした、タブレット講習会を2ヶ月に1度開催しています。インターネットを使った従来型コミュニティの再建は、ここ数年注目され、浪江町も20153月に町民全世帯にタブレットを配布することを公表しました。次世代型コミュニティのあり方を検討するため、町民のみなさんと講習会を重ねて議論しています。


 


■ぐるりんこ実装実験


日時201411月(一ヶ月間)



浪江町で実際に運行していた「ぐるりんこ」を復活させ、二本松市内に分散している仮設・借上を結ぶ一つの移動手段としてサポートする取り組みの実験を行いました。安達仮設住宅に住まわれているみなさんを対象に、娯楽、つながりを目的としたオンデマンドバスを一ヶ月間走らせ、みなさんの元気や笑顔を生みました。


 


■福島県二本松市建設技術学院跡仮設住宅町外コミュニティ検討会


日時:20141219




現在も仮設住宅生活を余儀なくされている建設技術学院跡仮設住民のみなさんを対象とした、避難先である二本松市を巻き込んだ町外コミュニティのあり方、再建プランの検討を目的とした検討会を行いました。学生が考えた町外コミュニティプランを基に、住民の方の視点からのご意見をいただきました。


 


■福島県二本松市建設技術学院跡仮設住宅デザインゲーム


日時:2015116


 


12/19日に行われた町外コミュニティ検討会の意見を基に、仮設住宅敷地内で再建を考えるデザインゲームワークショップを行いました。震災から4年が経とうとしているこの時期、仮設住宅の耐用年数の期限や復興公営住宅の竣工が現実味を帯びてきており、再建を目的とした町外コミュニティの検討を行うことは非常に重要であり、みなさんと時間を意識した再建プランを試行錯誤しました。


  


 


2013年度の取り組み


■仮設住宅ヒアリング調査

日時:2013年5月9日 会場 : 二本松市内 杉内多目的運動広場仮設住宅

杉内仮設住宅にて、町外コミュニティの模型を撮影した動画を用いて、グループヒアリングと個人アンケート調査を実施し、今後の居住意向を把握しました。


■シンポジウム「いま早稲田は何ができるのか

日時:2013年5月25日 会場 : 早稲田大学早稲田キャンパス

早稲田大学にて開かれたシンポジウム「いま早稲田は何が出来るのか」に参加し、交通計画浅野研究室とともにこれまでの支援活動について報告しました。また異分野における連携の意義について意見交換を行いました。


 


■浪江町民交流会

日時:2013年6月16日 会場 : 早稲田大学西早稲田キャンパス

NPO新町なみえ主催の浪江町民交流会が早稲田大学にて開かれ、活動報告と意見交換会を行いました。ヒアリングやアンケートを通じ、主に東京周辺に避する浪江町民の現状や意向を把握しました。


 ■連携復興まちあるき

日時:2013年6月22日 会場 : 二本松市市民交流センター

「NPO法人まちづくり二本松」と「まちづくりNPO新町なみえ」の共催にて、二本松市街地のまちあるきを実施した。避難先の抱える課題に対しても有効な町外コミュニティの形成をめざし、連携復興へ向けた第一歩の取り組みとなった。この様子は福島民報にて取り上げられた。


福島民報, 2013年6月23日http://www.minpo.jp/pub/topics/jishin2011/2013/06/post_7484.html


■事業スキーム検討ワークショプ

日時:2013年8月3日 会場 : 二本松市市民交流センター

二本松市内にて、浪江と二本松の事業者が集まり、町外コミュニティの実現に向けた事業スキーム検討ワークショップを開催しました。


■第2回事業スキーム検討ワークショップ

日時:2013年8月19日 会場 : 二本松市役所安達支所

二本松市内にて浪江町商工会参加のもと、町外コミュニティ形成に向けた事業スキーム検討ワークショップを開催しました。


■自治会長会議

日時:2013年9月14日 会場 : 二本松市市民交流センター

二本松市内にて、浪江町の仮設・借上自治会長による自治会長会議が開かれました。避難生活の現状と町外コミュニティに求める機能についてワークショップを開き、意見交換を行いました。


■浪江町自治会長ヒアリング調査

日時:2013年9月27-29日 会場 : 浪江町仮設住宅

浪江町民が避難する二本松市内の仮設住宅を訪問し、自治会から避難生活の現状を伺うと共に、iPadを利用した情報発信を担う人材の発掘を行いました。


■ふくしま復興まちづくりフォーラム

日時:2013年11月1日 会場 : 二本松市市民交流センター

二本松市内にて、福島連携復興センター主催によるふくしま復興まちづくりフォーラムが開かれました。浪江町、双葉町、富岡町、大熊町、南相馬市、葛尾村から行政職員や支援団体が参加し、現状報告と今後の支援体制のあり方に向けた議論が行われました。


■十日市

日時:2013年11月24日 会場 : 二本松市市民交流センター

二本松市市民交流センターにて行われた浪江町の祭り「十日市」に参加し、町外コミュニティや町内コミュニティの模型と避難現状のパネルを展示し、訪れた方々と意見交換を行いました。


2012年度上半期の取り組み


<第 1 回幹事会> 日時:2012年3月3日  会場 : 二本松市内 浪江仮役場第二事務所 第 1 回幹事会被災から約1年間、浪江町の復興に対する様々な思いを交換する場も少なく、各々が胸に抱えながら避難生活を送られてきました。第1 回幹事会は、こうした思いを自由に交換する会となりました。また、今後の幹事会・ワークショップの進め方についても話し合われました。


<第 2 回幹事会> 日時:2012年4月14日 会場 : 二本松市内 浪江仮役場第二事務所 第 2 回幹事会いつか浪江町に帰還するために、やらなければならないこととは何なのか。第二回幹事会では、順調に帰還が進む場合、ゆっくりと帰還が進む場合という二つの前提にわかれて具体的な解決策が議論されました。 実際に浪江町の模型を囲みながら、意見を書いた旗を差す「旗差しゲーム」を行ないました。


<二本松ワークショップ> 日時:2012年5月12日 会場 : 二本松市内 福祉センター 二本松ワークショップ総勢約70名、二本松に避難する浪江町の方を中心として、多くの方が福祉センターに集まり、これまで幹事会で話し合われた内容の共有が行われました。さらに、幹事会と同様「旗差しゲーム」を行いながら、 新たな意見を頂くことが出来ました。また、「町外コミュニティ」についても意見交換が行なわれました。





<南相馬ワークショップ> 日時:2012年6月9日 会場:南相馬市内 福建コンサルタント 南相馬ワークショップ相馬・南相馬地区でも多くの浪江町民の方が避難生活を続けています。他の地区で生活を送る方にも意見を頂くために、引き続き同じ手法を用いて南相馬でもワークショップを行いました。会場として、南相馬市内で会社の再建を行った福建コンサルタントの事務所をお借りしました。


<成果報告会> 日時:2012年6月16日 会場 : 二本松市内 岳温泉東三番館 成果報告会約 3 ヶ月半という短い期間の中で、幹事会・ワーク ショップ、またヒアリング調査を通して得ることが出来た皆様の意見から、早稲田大学都市・地域研究所+佐藤滋研究室の責任の下、復興ビジョンを作成し、報告会を行いました。この復興ビジョンに対して、参加された町民の方から修正点を指摘していただきました。


<東雲ワークショップ> 日時:2012年6月23日 会場 : 東京都内 東雲住宅 東雲ワークショップ浪江町からの距離が遠ければ遠いほど、浪江町と関わりを持つ機会は少なくなっていくと考えられます。東京に避難されている方の多くは、町外での生活を基本としており、こうした方々が、ふるさとと決別するのではなく、どのように関わっていくことが出来るのか、模型を囲みながら意見交換を行いました。


以下作成中…

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