1.東日本大震災復興都市計画・まちづくりの研究
1-3.子どものまちづくり学習と復興まちづくり
福島第一原子力発電所の被害により、こどもたちは全国にばらばらに長期避難を強いられている。ふるさとを離れて新しいまちで暮らす為に「自らのアイデンティティを保ちながら地域に溶け込むこと」は、避難元と避難先の住民の相互理解が重要となる。本研究では、現在までのこどもまちづくり学習の変遷における復興まちづくりの位置づけと、避難元と避難先双方の子どもが参加するまちづくり体験学習を通して、まちづくり体験学習の方法論を明らかにすることを目的とする。