6.世界遺産と周辺都市・地域の環境保全
6-2.エコミュージアムとまちづくり会社
ASEAN加盟国を含む東アジアの地域は、21世紀後半には20億人を超える有力な居住圏になると予測される中で、これまで以上に環境に配慮した都市・地域の開発手法が必要となってくると考えられる。その手法の構築に向けた基礎的研究を行う。ここでは特に、今後人口が急増し、環境への負荷が大きくなると予測される沿海部の居住圏における開発手法を取り上げる。国家という枠を超えて都市・地域をネットワークさせる試みが活発化しつつある中で、環境共生というまちづくりのCodeを都市・地域間で共有する方法を導き出す。