近世以後に作られた城下町は地域の地勢及び地形に合わせて位置付けられ、近代にその上、鉄道が設置されて駅と城跡の間に多様な形態の相互関係が形成されて来た。本研究では地方都市の中心市街地における復興(=再生)に向けた事業実績を基にして、GISなどのツールを利活用し、空間的更新を分析する。そして、既存の固有の地勢上に、都市空間がどのように形成され変容したのかを明らかにすることを目的とする。